伊勢レポート(2019年1月12日~14日)

1.伊勢レポート

 

今回の伊勢参拝は、

㈱プライムハートの取締役だけではなく、

社員の方も多く参加して頂き、

お伊勢参りをさせて頂いた。

 

最初に参拝させて頂いた所は、

二見興玉神社である。

 

二見興玉神社は、

伊勢神宮へ参拝する前に、

ここで禊払いを行い、

身口意を清めてから、

伊勢神宮へ参拝させて頂くのが、

習わしのようだ。

 

今回は、朝5時くらいの参拝となった為、

日の出を待ち構えている参拝者が大勢いた。

 

ここの見所は、

満願蛙と夫婦岩である。

 

満願蛙は、水中の蛙とも言い、

御神示により水中の中にお鎮まりになり、

水を掛けてあげると、

願いが叶うとされている。

 

また、夫婦岩は、大小二つの岩をしめ縄で結んでいることから、

夫婦和合の象徴とされてきた。

 

本殿には、猿田彦神社と同じ、

みちひらきの神様、

猿田彦大神が祀られており、

開運や家内安全・交通安全に御利益があるといわれている。

 

この猿田彦大神のお使いとされるのが、

満願蛙という訳だ。

 

その後、伊勢神宮外宮に移動し、

御垣内参拝と、

御神楽をさせて頂いた。

 

平成最後という節目の年のせいか、

かなりの人が参拝に訪れていた。

 

特に、御神楽では、

名だたる大企業の名前が多数奉納され、

その場に一緒にいるだけで、

不思議な感覚に陥った。

 

そして、月夜見宮、

猿田彦神社に参拝し、

伊勢神宮内宮で御垣内参拝と、

御神楽をさせて頂いた。

 

内宮もかなりの参拝者数で、

本殿には、

長蛇の列ができていた。

 

御神楽では、

私が参拝した中では初となる、

蘭陵王が現れ、

赤色の衣装の蘭陵王と、

金色の衣装の蘭陵王がお出ましになられた。

 

これは非常に貴重なことであり、

二度と見られない気がした。

 

その後は、月読宮へと移動し、

月読尊をはじめとする、

4柱の神様へ、

お参りをさせて頂いた。

 

2.和田金レポート

 

今回は私にとって2度目となる「和田金」で、

夕飯をいただいた。

 

ここは、すき焼きのお店で、

明治11年に牛肉店として創業。

 

老舗の料理屋で、松阪牛と言えば、

必ず名前が挙がるお店である。

 

現在は、お店の見た目が、

まるで旅館のような雰囲気になっており、

その中にある宴会場を、

今回は完全に貸し切った。

 

色々な人々から愛されるこのお店は、

入店して早々、

靴を磨いて下さり、

これには、皆で驚いたのを覚えている。

 

和田金は、コースの一つに、

「寿(す)き焼(やき)コース」があり、

その中でも最上級の「松」のコースを注文した。

 

これは、鍋に牛脂を塗り、松阪肉を焼く。

 

片面を焼いて、たまり醤油、砂糖を振りかけ、

少し焼いたら完成する。

 

これを、溶いた卵と食べる。

 

今回、本場の松阪牛を初めて食べたという方が多かったので、
その美味しさに、

度肝を抜かれた社員が多かった。

 

2回目である私も、

こんなに柔らかい肉は、

なかなか食べられない。

 

とても美味しかったと感動した。

 

勿論、お肉以外にも、

寿き焼コースは、志ぐれ煮、

野菜のムース、御飯などがあり、

どれも、いままでに食べたことのない、

本当に美味しいものばかりであった。

 

御飯の最後には、御餅と、

メロンを用意していただき、

特にメロンは、

甘さとみずみずしさが丁度良く、

高級感漂う味であった。

 

3.京都取材

 

2日目は、京都の有名な神社を参拝した。

 

一つは、賀茂御祖神社(通称、下鴨神社)である。

 

賀茂御祖神社のご祭神は、

賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と、

玉依媛命(たまよりひめのみこと)であり、

賀茂建角身命は、古代の京都を開かれたとされている。

 

古くから縁結、

子育ての神さまとして信仰されており、

国家国民の安穏と、

世界平和を常に御祈願されている神様である。

 

玉依媛命は、

婦道の守護神とされており、

安産・育児等、

女性は特に参拝されるべき神社である。

 

二つは、賀茂別雷神社(通称、上賀茂神社)である。

 

ここは、京都最古の神社であり、

雷(いかづち)の御神威により、

厄を祓いあらゆる災難を

除き給う厄除明神・落雷除・電気産業の守護神として、

広く信仰されている。

 

三つは、晴明神社である。

 

晴明神社は、陰陽師で知られる「安倍晴明」を

お祀りしている神社である。

 

陰陽師は、野村萬斎主演の映画でも名を知られているが、

もともと、律令時代に、

中務省の陰陽寮に属した官職の一つであり、

今で言う公務員的な立場であった。

 

当時の陰陽師は、

式神を操って妖怪を退治するなどといった事は一切無く、

その学問に基づいて研究を行うただの役人であった。

 

それが、まじない師のような形になったのは、

先述した様々な研究により培われた豊富な知識があった為に、

吉凶・厄災を占う事や、

病気の回復を願う祈祷などの儀式的行為も

行うようになったからとされている。

 

今日において様々なメディアで取り上げられる陰陽師・安倍晴明は、

この頃の人物である。

 

魔除け・厄除けで知られるこの神社は、

かなりの参拝者で溢れていた。

 

最後は、八坂神社である。

 

私が高校生のときに、

一度参拝して以来の神社である。

 

八坂神社は、素戔嗚尊、櫛稲田姫命、

八柱御子神をお祀りしている神社であり、

不思議な伝説が多数存在すると言われている。

 

一つは、本殿の下に、

大きな池が存在すると言われており、

その水脈が平安京の西に位置する神泉苑や

南の東寺まで続いているといわれている。

 

またその池は大地のエネルギーが

集まる場所として青龍が棲む「龍穴」になっていて、

古くから都を守ってきたといわれている。

 

夜には、八坂神社からすぐそばの京都祇園にある、

マハラジャ祇園へお邪魔した。

 

ここは、マハラジャ六本木と同様に、

80年代を中心としたディスコミュージックが、

常に流れており、バブルを経験した世代にとっては、

かなり盛り上がる場所となっている。

 

他のディスコと違うのは、DJの盛り上げ方や、

踊っている人たちの団結感が、

関東と関西では違うように思えた。

 

マハラジャ六本木は、

個々がそれぞれの踊りや曲を楽しんでいるのに対し、

祇園では、DJの掛け声が入るので、

皆笑顔で踊っており、

とても楽しく思えた。

 

今回は、プライムハート皆さんへの接待でもあるので、

VIP席を取り、

音楽を聴いたり、

踊ったりして、

皆さんとの交流を深めることが出来た旅行であった。