2018年出雲大社出張レポート
会社の求人活動として色々な地方へ出張しますが、特に出雲大社のある島根県には、切っても切れない縁がありますので、レポートさせて頂きます。
縁結びの神・福の神として有名な出雲大社は、鈍感な私でも感じるほどの荘厳な雰囲気の中に佇んでおり、その大鳥居を見た瞬間息をのむほどでした。この身が心の底から洗われるとはこのことか、と身をもって体感したほどです。
日本の歴史の長い間、様々な方が参拝され続けてきたわけが、そこには確かにあるのだと感じました。
出雲大社は大国主大神様を祀っており、広く“だいこくさま”として慕われています。
また、正式には“いづもおおやしろ”と読ませて頂くのが正しいそうです。
出雲大社の成り立ちは日本神話などで語られていますが、当時、葦原中国(あしはらのなかつくに)を治めていた国津神である大国主大神に、天照大御神などが暮らす高天原の神、天津神が国を譲ってほしいと願い出たところ、国を譲る条件として自分の住処として立派な宮を建ててほしいと言われ、建てられたのがこの出雲大社だと記されています。
そういった由来から、大国主大神様は国譲りの神とも呼ばれています。
縁結びの神としての由来はいくつかあり、大国主大神自身がたくさんの女神との間に縁を結んだからとも、神無月(出雲では神在月)には出雲に「八百万の神」が集まる為、神々同士の縁を結んでいるからとも言われています。また、神々が話し合い、人の縁を結んでいくということで、神無月には良縁を求める参拝者で賑わいます。
そして、参拝方法が他の神社と違い「二礼四拍手一礼」で参拝を行います。
この四拍手は、「人と神の魂」である「一霊四魂」を表現していると云われています。
一霊四魂とは、「和」=和魂、「荒」=荒魂、「奇」=奇魂、「幸」=幸魂の四つを表しているとされています。
そういった出雲大社は、最大のパワースポットでもあり、人生に一度は必ず参拝させて頂きたい所であると思いました。