2015年4月21日 東京ディズニーシー研修報告書

目的:出版取材、研修

感想:4月21日火曜日、オリエンタルランド経営の東京ディズニーシー研修に参加させて頂きましたので、ご報告致します。

私は午前業務、午後営業同行しておりましたので18時のアフターシックスからの参加でした。
少し肌寒く、決してアウトドア日和という天候ではありませんでしたが18時からもチケットを購入している方が多く見受けられました。

普段業務でしか接する機会のない4月入社の子達と合流して、乗り物に乗ったり、楽しそうな話をたくさん聞かせて頂いたりして、こういう機会もとても大切だと感じました。

出版組では写真を撮り、ディズニーの世界観を演出しているデザインなどに注目しました。
また心理学的な色彩や、香りを使った演出もとても魅力的だと思います。
特にポップコーンは食べ物売り場の近くにはなく、これから長時間並ぶことが予想されるアトラクションの近くで販売していることが多く顧客心理を的確についていると感じました。

私は前職が接客業でしたので、どうしても店員やキャストの方の接客に目がいってしまうのですが、 ディズニーで不快な思いや失礼な言葉遣いをされた経験が一度もございません。

ディズニーシー(ランド含む)のリピート率は90%ととても高いです。
「料金が高い・混雑している・(人によっては)遠い」とレジャー施設としては厳しい条件も揃っておりますが、 ここまでの高いリピート率は全キャストに周知徹底されている理念の浸透だと感じました。

パーク運営は「SCSE」と大きく4つに分類されているそうです。

Safety…行動基準の中で第一の優先が”Safety(安全)”

どの施設も技術的な安全には十分な配慮を徹底しているそうです。
確かに、パーク内で「危険」や「危ない」と客を不安にする言葉は使わず、それに変わる適切な表現を見かけました。

Courtesy…言葉遣いや対応がただ丁寧なことだけでなく、相手の立場に立った親しみやすいおもてなしをこめた礼節をわきまえています。パーク内では”すべてのゲストがVIP”であり、皆特別のようです。

Show…パーク内のあらゆるものがテーマショーという観点から考えられ、構成されており、東京ディズニーリゾートで働くキャスト自体もショーの一部です。ディズニーリゾートを訪れるすべてのお客様のために、「毎日が初演」という気持ちで演じています。

Efficienty…最後の鍵は効率です。効率は大切ですが、安全や礼儀正しさ、ショーを無視して効率を優先していてはお客様を満足させることはできません。

安全、礼儀正しさ、ショーを心掛け、チームワークを発揮することで効率を高めます。
大きな4つのコンセプトが全キャストに徹底的に教育されていることで、統率感が増して 顧客満足に直結しているのだと感じました。

私も入社して3ヶ月が経ちますが、最初の緊張感を常に忘れないよう、常に周りに気を配り 自分のことだけ考えて仕事を進めないよう気を付けていこうと気が引き締まりました。