2012年11月 韓国研修旅行 手記.1
11月20日から24日にかけて研修旅行で韓国のソウルに行きました。
仁川空港到着後ホテルまでタクシーで移動したのですが、その短い期間に様々な発見がありました。
まず気づいたのは日本に比べて運転マナーが悪いという事です。車線変更の際、ほとんどの車がウィンカーを出しません。信号も日本よりも守らない印象を受けました。
また横断歩道では車が優先で歩行者は車が通りすぎるのを待ちます。日本では歩行者が優先ですが、韓国は違うみたいです。交通マナー以外にも韓国はセダン車が非常に多い事に気づきました。理由としては、韓国の人は見栄っ張りが多いからだそうです。韓国に到着してわずか な期間で日本との違いに触れてとても新鮮でした。
次に訪れた場所ですが、景福宮(キョンボックン)、宗廟(チョンミョ)、民族博物館に行きました。
景福宮は朝鮮王朝が成立した3年後の1395年に完成された建物であり、景福宮という名前には「新しい王朝が大きな福を享受して繁栄する」という意味が込められているそうです。
景福宮は1592年の文禄の役の際に全焼しており、その後270年間復旧されることはなかったのですが、1867年に再建されたそうです。正門の光化門は2010年に復元されたものらしいが光化門を含め、そこにある建物すべての壮大さに圧倒されました。
実際に建物を見て、挑戦王朝の歴史について学ぶことができたのでとても有意義なものとなりました。
景福宮を訪れた同じ日に宗廟という所に行きました。
宗廟は朝鮮時代の王と王妃を祀っている建物で、中心となる正殿に19人の王が祀られています。
建物の屋根には西遊記の人形が飾ってあり、人形の数が多いほど棟の位が高いそうです。
敷地の内部の通路は平らな薄石が3本道で敷かれていて、中央の道は少し高く両側は低い道でした。
中央の道は先祖の魂が通る「神路」という道で、そこの道は神聖なので歩いてはいけない道だそうです。
日本語を話せるガイドの方が説明してくれながら建物をまわったので非常にわかりやすかったです。
次の日に民族博物館に訪れました。
民族博物館はロッテワールドの中にあり、韓国の文化と生活を年代ごとに学ぶ事が出来ました。博物館の中はリアルな模型が沢山あり、時代ごとに生活様式を再現してありました。貴族、庶民の生活と分けられていてとてもわかりやすく学べました。また各所に韓国の遊びを体験できる場所があり、実際に触れることができたのでいい経験になりました。
今回の研修旅行で初めて海外に行って、普段できない経験、発見ができたのでとても貴重な経験になりました。また韓国は日本語を話せる方が多いので親しみやすかったです。
異文化に触れる事が自身によい刺激を与えてくれたので、内容の濃い研修旅行になりました。