2012年9月 韓国研修旅行 手記.1

9月30日から4泊5日で、研修旅行として韓国に行きました。

滞在先はソウル市内にある明洞という場所です。

明洞は一般的にソウル市内で最も有名な繁華街とされており、韓国でもトップクラスの規模と人気を誇る観光地です。また、若者の姿が比較的多く見られ、日本でいう「渋谷」や「原宿」に似た様な町並みや雰囲気がある街です。

韓国では9月29日から10月1日までが『秋夕』といった、日本でいう『お盆休み』にあたる休日だそうで、日中のみならず、夜になってもとても賑わっていました。

また、日本人観光客にも人気の高いスポットの一つであることから、多くのお店に日本語を話すことができる従業員が働いており、街中を歩いていると、普通に日本語で声を掛けていたり、お店の紹介や商品の宣伝をしたりと日本語が思っていた以上に街中で飛び交っていました。

その他、実弾が打てる射撃場があっり、街中や地下鉄にゴミ箱が置いていなかったりなど、日本と違うところも感じました。
今回、研修旅行として訪れた場所は、昌徳宮・民族博物館・南大門でした。昌徳宮とは、1405 年に太宗が建てた朝鮮王朝第二の王宮のことです。

昌徳宮は人為的な構造に従わず、周辺の地形と調和するように建築されており、最も韓国的な宮廷であるという評価を得ており、1997年12月にユネスコ世界文化遺産として登録され、韓国を代表する宮廷です。昌徳宮の中はとても広く全部は周り切れませんでしたが、周辺の地形と調和するように建築されているだけあって自然がいっぱいあり、空気が澄んでいてとても綺麗な場所でした。

民族博物館は、いくつかのエリアにわかれていて、韓国の歴史や文化などを視覚的・体感的に学ぶことが出来る博物館でした。歴史展示館のエリアでは、先史時代から高麗時代がそれぞれ区分されていて、その時代の遺物の展示や、模型で生活文化が再現されていました。

模型村のエリアでは、朝鮮時代の生活模様を模型で再現してあり、貴族と庶民の暮らしや、季節ごとの生活模様なども学べる場所でした。また、館内には韓国の昔の遊びが体験出来る場所や伝統工芸が作れる場所、伝統衣装を着ることが出来る場所などがあり、展示されているものを見るだけではなく、体験して肌で感じる事が出来たので貴重な経験が出来ました。

南大門はとても大きな市場で、屋台や露店がずらりと通りの奥まで並んでいて、雰囲気は日本でいう『アメ横』のような感じの場所でした。特にブランド品の財布や鞄、時計のお店が多く、韓国語よりも日本語の方がよく飛び交っていました。

今回の研修旅行は明洞周辺だけでしたが、とても貴重な経験が出来た旅行であったと思っております。