2012年8月 韓国研修旅行 手記.2
私は始めて海外旅行を経験しました。
空港に着いてから携帯を借りるにしても、バスのチケットを購入するにしても日本語が全く通じず戸惑いました。旅行中、他にも言葉が通じず困ったことがありました。
ホテルで敷き布団の数が足らず、フロントにもう一枚もらえるようお願いしに行ったのですが、なかなか伝えられなかった ことです。
身振り手振りしても伝わらず、最終的には実物を持っていって「これ1セットください!」とお願いしましたら希望のものがようやく届きました。
日本にいては絶対に 体験出来ない事でしたので、大変でしたが貴重な体験でした。
観光では、景福宮・実弾射撃場・東大門・南大門・ソウルタワー・カジノ・ミョンドン・ インサドン等に行きました。 景福宮の門をくぐると、王朝時代の兵隊の格好をした人たちの列が旅情を高めさせてくれました。色々な建物・建物内も見ることが出来ました。
実弾射撃場では、本物の銃を体験できました。本物の銃はとても重く、撃った後の衝撃もかなりありました。日本では絶対に体験出来ないことなのでこれもまた貴重な体験でした。
南大門・東大門では、食料品・衣料品・化粧品・偽ブランド品・ファッション物等様々な物が売っていました。同じアジア人で同じような顔つきをしているのに、日本人とバレてしまうことが何度もあったので、何故バレてしまうのか甚だ疑問でした。また、南大門・東大門には観光客が多く訪れるせいか、地元のおじさんおばさんの日本語が思いのほか流暢だったことにも驚きました。
ドラゴンスパでは、みんなでお風呂に入り、冷凍サウナ・夏より少し暑い程度のサウナ・高温サウナの 3 種類にも入りました。冷凍サウナはどういう効果があるのか知らなかったのですが、-10℃、80~100℃の温度差で血管が収縮と拡張を繰り返し、筋肉や関節を柔らかくし、血行運動が促進し、交感神経が刺激され、自律神経も活発になり健康国化の増進に役立つそうです。
その後はみんなで食事したり、お酒飲んだりと楽しい時間を過ごしました。
カジノでは、日本にはないということで3回程行きました。モニター画面で出来るルー レットで場に慣れてから、ブラックジャックで遊びました。充分に楽しめたのでまた行ってみたいです。
今回の旅行で疑問に思った事・気が付いた事は、「何故辛い料理が多いのか」「日本語が流暢な人が多い」ということです。
「何故辛い料理が多いのか」については、昔からこんなに辛いものが好きではなかったそうです。
韓国人の中にも辛いものが嫌いな人が結構います。食事をしているとき、辛いものに手をつけてない人も見かけたので、少し驚いたのを覚えています。
辛いものが好まれるようになった背景として、『社会的に大きな変化や危機があるとき、辛味が好まれる』という説があります。この説に関して、キム・ジュヒョン責任研究員が「壬辰倭乱前後から18世紀
にかけて、外国の食材である唐辛子が庶民の食卓に根付いたということ、1997年のアジア通貨危機以降刺激的な食べ物が増えた。」と話しています。偶然の一致かも知れないが、物事がうまく行かないとき、人々は辛味を好む傾向があるようです。
「日本語が流暢な人が多い」ことについては、今回訪れた南大門・東大門には日本人観光客が多く、少しでも多くの観光客を獲得するために他国語を勉強したのかと思うと感心しました。
仕事にプラスになることはどんどんやっていくという姿勢は、私も今後仕事を 続けていくにおいて見習う点だと感じました。
また海外に行く機会がありましたら、今回気付くことが出来なかったことを発見して、仕事に活かせればと思います。