出雲大社レポート(2018年10月29日)
2018年10月29日(月)、
出雲大社へ参拝させて頂きました。
いつもは、駐車場からの横道でショートカットしてしまう自分がおりましたが、
今回は出雲大社の情景を味わって頂きたい為、
正門から順に正しく参拝させて頂きました。
正面の鳥居はとても迫力があり、
大きくそびえたつ鳥居が、
圧倒させます。
そして鳥居をくぐらせて頂き、
下り参道を歩いていますと、左側の方に、
野見宿禰神社がありました。
ご祭神「野見宿禰命」は、日本書紀の「垂仁天皇紀」に登場する人物で、
もともと怪力の持ち主であると言われ、
それにちなんで「相撲の神様」と言われています。
神社の横には、大きな土俵があり、こちらも迫力がありました。
橋を渡らせて頂くと、横に大きく広がる野原があり、
奥の方に、「杵那築の森」という、社殿がなく、
鳥居のみがある神社がありました。
出雲大社を神々が造営されるにあたって、
杵を用いて木材を打ち付けたりしていることから、この杵が、
地中の奥深くに眠っているとされ、
神々が使用した道具が埋まっている場所として、
鳥居が立てられ、お祀りされているそうです。
境内には、「御慈愛の御神像」と、「ムスビの御神像」があり、
まずはここで撮影させて頂きました。
写真:株式会社ソフィア 代表取締役 細貝 一貴 様 取締役 石井 宗政 様
いよいよ本殿に進み、参拝させて頂きました。
境内は、本殿を囲い、
一周することが出来るようになっており、
まず最初は、
釜社から参拝します。ここには、宇迦之魂神が祀られております。
そして中央の奥には、素鵞社があり、
素戔嗚尊が祀られております。
本殿に祀られている、
大国主大神の親神としても、有名です。
本殿裏においても、お二人の写真を撮らせて頂きました。
更に先に進むと、氏社というのが二つあり、
一つは、天穂日命、二つは、宮向宿禰が祀られています。
天穂日命は、天照大御神の第二子、出雲國造の始祖です。
そして、宮向宿禰は、天穂日命より十七代目の神裔で允恭天皇の
元年はじめて國造出雲臣の姓(かばね)を賜ったと言われています。
また今回は、拝殿において、ご祈祷を受けさせて頂きました。
伊勢神宮とはまた違い、
太鼓や鈴を使用した形でご祈祷が始まりました。
巫女さんが鳴らす鈴の音は、
心の穢れが一切取れるような、そんな気持ちになります。
このご祈祷は、特別参拝といって、
一般参拝者が立ち入れない、
八足門の裏側へ入ることができます。
伊勢神宮では、御垣内参拝と呼ばれていますが、
出雲大社では、これを特別参拝と呼びます。
ご祈祷を終了し、出雲大社の参拝が終わりました。
終えて、大国主命の子である事代主命が祀られている、
神社へ行かせて頂きました。
出雲大社の境内の横の山道を上がると、
小さい本殿が下の方に見えてきます。
ここは、事代主命の他に、
大歳神(年神様)が祀られていました。
大歳神は、毎年正月に各家にやってくる来方神として有名です。
今回は、境内の神社と、
境外の神社にも参拝させて頂きました。
普通は、会社員として働いていたらなかなかここまで参拝はできませんが、
ここは会社として参拝をしておりますので、
多岐にわたる神社へ参拝をする機会を頂きました。
また、会社を代表して、国家の繁栄から会社の発展をお祈りし、
それに伴い、一層の努力をすることをお誓いさせて頂きました。
神社というのは、祈るばかりではなく、
誓願を立てる場でありますので、
具体的に何をやるか明白にお誓いをしなければなりません。
普段は、祈ってばかりでしたが、
まず自分から何をしなければならないのか。
何が出来るのか。ということを考えていきたいと思った今回の参拝となりました。